納骨士として

お墓に納骨する際は願い寺のご住職にお願いし、納骨供養式のお経をあげて頂きます。

 また新しく墓石を建立した時は、まずお墓の開眼・建碑式(お性根入れ)お経を執り行って頂き、その後、納骨供養式をして、納骨という事に相成ります。

 その際、お骨は骨壷より納骨袋(綿のサラシ)に入れ替て、お墓の前フタを取り、入れてあげて下さい。

最後に土に帰してあげることが故人にとって最良の供養ということに相成ります。

 ご尊家の方で執り行う方もおられますが、普段からお墓の事はわからない方が多い中、私どもでは納骨供養式まで責任をもって、立ち合いお手伝いさせて頂いております。

 かく言う私も長年納骨士として、今まで数知れずの方のお骨(霊位)を最後のお手伝いとして、お墓に納骨してまいりました。

 

その際には、どうぞ安らかにお眠りくださいと念じておりました。

 お墓には、それぞれの家々の物語(ストーリー)が凝縮されております。

縦の連なり、横のつながりを大切に考えて、今の自分があることに感謝して、自分らしく生きていきましょう。

 また辛いことや嬉しいこと、何か話したいことがある時は、お墓の前で手を合わせ、故人の方に語り掛けて下さい。

そこで心が透き通り、素晴らしい自分に変わる事ができるでしょう・・・。