一般に墓石に使われる石は、御影石といいますが、実際の所は花崗岩の火成岩
及び深成岩と呼ばれる石材の事です。
昔から兵庫県の御影村(六甲山)で多く産出され、墓石に使用されたものですから、通称で御影石と呼ばれるようになりました。
御影石には色合いによって、白御影石、青御影石、桜御影石、黒御影石、赤御影石の
5種類がございます。
また各それぞれに石目というものがあり、石英の結晶・雲母・長石模様等の含有粒子により、
石材価格に繁栄されてきます。
それは石も天然のものなので、吸水率(水を吸ったり、排出したりする数値)が関係してきます。
例えば同じ所で大雨にみまわれても、三日程で乾いて元に戻っている墓石と、一週間ほどかかって
乾く墓石とございます。
早く乾く石は石目が細かくそろっていて水が抜けやすく排出しやすい(残りにくい)という事なので
硬く丈夫で耐久性に優れ、経年による石の劣化・風化等しにくいという事に相成ります。
石材産地としては昭和40年代頃までは国産石材が主流でしたが、産出量の減少と、外国産石材の流入により、今現在では輸入石材が主流となっております。
各石材、それぞれに特徴がありますので、下記にて説明させて頂きます。
日本国産:主に、白御影石・青御影石が産出されてます。
日本国内の季節に馴染んできた石材ということにて
安心感があるという事で好まれております。
価格は、外国産に比べ割高感があります。
中国産:主に、グレー系御影石が産出されてます。
価格の安い石材から、高品質石材まで石種は豊富にございます。
またリーズナブルな価格という事で、購入されている方が多くなっております。
インド産:色目については、黒色系・緑色系・赤色系の細かな石目が多く産出されてます。
吸収率が低く(水抜けがいい)、硬いという事にて安心できると好まれております。
最近の輸入石材では、増加してきております。
弊社では長年の経験と実績により、今まで使用してきた石材の中で厳選した石材のみ、
お客様におすすめをご案内しております。